昨今の市場ではコロナショックによる下落が続いており、今のところ先が見えない状況です。備忘録として、今回の暴落局面で私の中で想定外だったこと・想定内だったことをまとめてみました。
想定外だったこと
暴落の要因
金融システムの不安、米中貿易戦争の長期化、ギリシャ危機の再燃、どこかの国のデフォルト…暴落局面はそういったことに端を発し生じるものだと思っていた節があり、今回のように「感染症」からというのは完全に想定外でした。
SARS、MARS、ジカ熱、インフルエンザでもここまでの暴落はなかったと記憶しています。今回の事態を予想できた人はほとんどいなかったのではないでしょうか。
また、これに起因する社会情勢の変化についても想定外でした。
学校の一斉休校やイベントの自粛ははもちろんですが、まさかオリンピックの開催時期にケチがつく事態になるとは、、、
株価下落のスピード
これも想定外でした。
株価が最高値を付けてから今日の水準まで本当にあっという間でした。リーマンショック時以上のスピードを感じます。
株式売買が高度にシステム化されたこと、10年前よりもさらにグローバル化が進んでいることなど要因は様々でしょうが、例えばNYダウの下落幅は過去最大、下落率もブラックマンデー以来ということになれば、リーマンショック時を上回るインパクトが発生したことは間違いなさそうです。
為替の動き
ブログ投稿時点での為替は1ドル110円台ということで、思ったよりも円高が進んでいません。一時は101円付近まで接近したようですが、戻っています。
世界的な感染の広がりということで、安全資産の円と同じくらい、有事のドルが買われているという状況のようです(円やフランなどに対してはあまり動きはありませんが、他の国の通貨に対しては強含みです)
想定内だったこと
下落幅
下落のスピードは正直なところ想定外でしたが、下落幅、下落率といったものは想定内でした。もちろん今後どうなるかはわかりませんが、少なくとも現時点ではそう思います。
下落幅が想定内なので、資産の減少額も同じく想定内です。
最悪の場合はこのくらいまで減るな~と思っていたんですが、いまのところそこまでにはまだ相当な距離がありますね。
暴落局面でのメンタル
これについてはどうなるかなと興味深く思っていたんですが、まったく動揺することなく日常生活を過ごせています。
自分の中でのリスク許容度を超えない程度の下落であり、想定内だったと言えそうです。
1日に数百万円単位で評価額が下がる局面もありましたが、証券口座のバーチャルな数字が動いていると感じるだけで、良くも悪くも実感があまりありません。
私と同様、妻もまったく気にしていない様子をみると、こういった局面でのメンタルについては問題なさそうです。性格的な問題もあるかとおもいますが、生活防衛資金をしっかりと確保できている裏付けも大きいですね。
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