今年、住宅(分譲マンション)を購入して9年目を迎えました。
どちらかというと賃貸派だった過去があり、今もそれは変わっていませんが、ファミリータイプの賃貸物件は選択肢がほとんどなく、よく言われるように「家賃がもったいない」という感覚でした。
特に私の場合はマイカーを所有していませんので、生活の利便性を確保するためにはどうしても駅距離10分以内が最優先になります。そんな場所に立っているファミリータイプのマンションの家賃は、住宅ローンの毎月の支払いに比べると、本当に高い。例えば、現在の私の住宅ローンにおいて月の支払いは10万円弱ですが、同じ条件の部屋の賃貸相場は18万円前後で推移していることがわかっています。
私の年収では、とても月18万円の家賃は負担できません。。。
さて、年始なので住宅購入9年目の現在地(データ)を簡単にまとめてみました。
・頭金 478万円
・ローン借入額 3,500万円 ※1
・返済支払い額 792万円 ※2
・ローン残債 2,708万円
・不動産価格 4,658万円 ※3
・手残り額 1,950万円 ※4
※1 変動2,500万円(0.57%)、固定1,000万円(1.57%)
※2 金利支払い除く
※3 売却査定価格より仲介手数料及び諸経費を差し引いた現金収入の見込み額。
※4 不動産価格よりローン残債を差し引いた額(最後に手元に残る金額)
不動産価格については複数社の査定からもっとも低評価のものを採用しているため、控えめな予測となっています。あくまで机上での計算にはなりますが、ここ数年の不動産価格上昇の影響を受け、購入時を上回る金額で売却できそう。…とはいえ同じスペックの住宅を購入すると、それ以上に値が張るので、あまり意味を成しませんが。
ただ、万が一の場合には、家を処分すれば(現時点で)2000万円弱の現金が手に入るという安心感はあります。単純計算ですが、賃貸であれば家賃15万円のところに10年は住める計算。
来年までは住宅ローン控除の恩恵があるので繰上返済はせず、毎月確実に決められた金額を返済していくことに努めます。
控除期間終了後は繰上返済が視野に入りますが、金利負担もそれほど重くなく、固定部分もあるので、その時の金利との相談になりそう。今と変わらない水準なのであれば、投資リターンのほうが大きいという期待が持てるので、期限の利益(すぐに返さなくてもいい利益)や、団体信用生命保険の保障枠を最大限活用するために、ムリをして繰上げはしない方針です。
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