【掃除のメリット7選】投下時間を上回る確実なリターンがある

雑記(プライベート)

最近、若い方を中心にタイパ(タイムパフォーマンス)をいう時間効率を重視する生活が浸透しているようです。

私もそれ自体は否定しませんし、むしろ普段からテレビは録画、動画は倍速視聴、仕事はほとんど残業せずに好きなことに時間を使っている人間ですから、考え方に賛同できる部分も多くあります。

また、時間効率を求める観点から、いわゆる「時短家電」も人気があります。代表的なのは乾燥機付き洗濯機や食洗器ですが、掃除関係の時短家電と言えば掃除ロボット。それに付随して家事代行サービスもだいぶ浸透してきました。

それらの家電やサービスを使うことについてはここでは議論しませんが、家事の中の1つである掃除に関しては、「掃除が面倒」「掃除の時間が無駄」と感じている人が多いのではないでしょうか。

炊事や洗濯と違って、ある程度サボってもすぐには生活に影響がでないという特徴もあります(徐々に散らかっていく、汚れていくイメージ)。

私は炊事(料理)はからっきしなので何も語れませんが、学生の一人暮らしの時代から、掃除は割とこまめにできる方で、面倒と思ったこともありませんでした。なぜなら掃除には、投下時間を上回る確実なリターンがあると感じていたからです。

今回は掃除をすることのメリットについて語りたいと思います。

 

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掃除をすることで得られるメリット7選

運動になる

適度に動くことになるので、運動になります。

歩く、身をかがめる、腕を伸ばす…といった基本的な動作を反復することになるほか、時間制限を設ければそれなりに体に負荷や緊張感がかかってくるので、良い意味で体力を使います。

 

気持ちがいい

当然ですが、掃除をした後の部屋を見るのは気持ちがいいもの。おすすめは、掃除前の状態と掃除後の状態をそれぞれ撮影し、見比べること。

目に見えて成果がわかるので、それなりの充実感を得ることができます。

 

健康にいい

適度な運動になることに加えて、室内の衛生環境を保つことになるので、健康にいいことは間違いありません。

人間にはある程度の免疫や適用能力があるとはいえ、散らかっている部屋、汚れている部屋に長年住んでいると、人体に様々な影響が出てくることは想像に難くないものです。

私の場合、兄弟に喘息持ちがいたので、母親が室内の衛生環境や湿度にはそれなりに気を使っていた記憶があります。

 

時間が無駄になりにくい(マルチタスクとの相性が良い)

掃除をする時間がもったいない、掃除をする時間が無駄…と主張する方が稀にいますが、実はマルチタスクとの相性がいいのが掃除です。

例えばワイヤレスイヤホンがあれば、室内を移動して掃除する場合であっても、音楽を聴く、ラジオを聴く、youtubeを聴く…なんでもできます。

テレビを付けながらでもOKだし、何か考え事をしながら作業することもOK。

そもそも、掃除自体が適度な運動になっているので、その点でも一石二鳥。これほど他の作業との閉口作業が簡単な家事はありません。

 

ムダ遣いが減る…家の中に何があるかを把握できる

掃除というか適度に整理整頓をしておくと、家の中にある物・場所・量が把握できるので、「何があるか」「何がないか」が明確になります。

当然無駄な買い物は減りますし、「コレ」が「アレ」に代用できる…というアイディアも生まれるので、一見必要なものであっても、買わなくて済むケースが多々あります。

また、長らく使っていないものの存在もわかるので、断捨離力もあがります。それらを適切に処分することはもちろん、メルカリなどで売却すれば収入にもなりこれまた一石二鳥。収納スペースの無駄がなくなり、良いことづくめです。

 

教育に良い

家の中がどういう状況か…というのは子どもの情操教育に大きく影響すると思ってます。また、有名な窓割れ理論にも通じるところがあることは間違いありません。

 

・常に一定程度の整理整頓がされている状態が当たり前になる
・散らかしたら片付ける癖がつく(そうしないと居心地が悪い)
・効率的な部屋の使い方を学べる(物の最適化)

 

これらのことを押し付けるのではなく、自然に身に着けさせるのが理想です。

最悪なのは手本を示せないこと。リビングや親の寝室が汚いのに、子どもに「片付けろ!」といっても説得力ゼロ。

 

余裕が生まれる

掃除をしているとさまざま余裕が生まれてきます。この余裕を普段意識することは少ないですが、様々な局面でボディーブローのように効いてきます。

 

・時間的な余裕
 (探し物が減る、探す時間が減る、買い物の判断が簡単)
・精神的な余裕
   (やることをやっているという自己肯定感)
・経済的な余裕
 (ムダ遣いの防止、管理コストの最適化、不用品処分による収益化)

 

掃除をするのはメンドクサイ作業ですが、やらないほうがもっとメンドクサイという話ですね。

 

掃除の内容はルーティン化して考える時間を削除

掃除をする際は作業内容をルーティン化したほうが効率的です。

そして日によってかけられる時間も、室内の状況も、本人の体調も変化するはずなので、いくつかパターンを持っておくと、それを淡々とやるだけになるので、良い意味で思考停止になれて楽。

私の場合の一例をあげておきます(主に仕事に行かない日のパターン)。ポイントはどのパターンでも窓の換気と共用部の掃除機、そしてベッドメイキングは外さないこと。ここを外してしまうと一気に部屋の中が生活感が出てしまうからです。

大豪邸であれば別ですが、うちみたいな普通の団地型マンションであれば、部屋の面積は70㎡程度。慣れてしまえば大して時間も労力もかかりません。

 

15分コース(時間がないとき・やる気が出ないとき)

時間がない時、やる気が出ないとき、疲れているとき、子どもの世話をしながらのとき…など、何らかの理由で時間をかけられない場合は、15分で終わる短縮コース。

◇ 窓開け(換気)
◇ ベットメイキング
◇ リビングの片付け
◇ リビングテーブルの台拭き
◇ 掃除機(共用部)

 

30分コース(基本パターン)

こちらは基本パターン。短縮パターンの項目をこなした後に、他の部屋の掃除と水回りを簡単に掃除します。また、各部屋にゴミが貯まっている場合は、それらをまとめます。

◇ 窓開け(換気)
◇ ベットメイキング
◇ 整理整頓
◇ 水回り3点(風呂・洗面所・シンク)
◇ リビングテーブルの整理、台拭き
◇ 掃除機(全室)
◇ ゴミをまとめる

60分コース(休日専用)

休日など、時間がある程度取れる場合のパターン。基本パターンを消化したあとに、余裕があればバルコニーの清掃(水まき、窓ふき)、玄関回りの整理、エアコン周りの掃除(フィルターは別の機会)などを行い、最後にゴミを捨てるところまで行います。

◇ 窓開け(換気)
◇ ベットメイキング
◇ 整理整頓
◇ 水回り4点(風呂・洗面所・シンク・トイレ)
◇ リビングテーブルの整理、台拭き
◇ 掃除機(全室)
◇ 窓ふき
◇ バルコニー
◇ エアコン
◇ 玄関回り
◇ ゴミを捨てる

 

当然、同じ作業を繰り返すことになるので、最初は難しくてもそのうち時間内に納めるように作業をすることができるようになります。

気をつけたいのは、ハマりすぎないこと。

綺麗好きな方、凝り性な方、完璧主義な方はいわゆるゾーンに入ってしまうと投下時間を無視して泥沼にハマってしまうことがあるので、時間になったら切り上げることが重要です。

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