昨年末に今年の家計予算や投資方針など、大まかなものについて策定しています。
予算を決める際はバランスシートを作成するような感覚で、想定される収入を左側に、想定される支出を右側に記入することにしています。そして収入予算のほうが支出予算よりも多くなるように予算を調整し(この時点で赤字になるようであれば支出側を見直します)、差額については貯蓄(もしくは投資資金)として計上し、左右の数字を合わせるようにしています。
そうやって作った予算における、最近5年間の貯蓄率の推移は以下の通り。
2021年(実績) 貯蓄率 27.6%
2022年(実績) 貯蓄率 26.9%
2023年(実績) 貯蓄率 24.0%
2024年(実績) 貯蓄率 23.8%
2025年(予算) 貯蓄率 20.3%
2022年(実績) 貯蓄率 26.9%
2023年(実績) 貯蓄率 24.0%
2024年(実績) 貯蓄率 23.8%
2025年(予算) 貯蓄率 20.3%
残念ながら貯蓄率の低下が顕著であり、2025年はその下げ幅が拡大してしまいました。つまり、予算を編成する際の余裕がなくなってきています。
要因の1つがここ最近の物価高。食料品をはじめとした生活費全般のコストが上がっており、支出を拡大させています。また、子どもの成長に伴う支出増もじわじわと効いてきています。
その分、収入が増えていければよいのですが、定期昇給分のみでは物価の上昇分に追い付いていける水準ではなく、社会保険料の控除額もアップしているため、手取りがなかなか増えません。
貯蓄率が細れば、投資に回せる原資も少なくなり、資産の拡大には悪影響。2年後には住宅ローン控除も終了しますし、子どもの成長に従って教育費も嵩んでくるので、このまま手をこまねいていると、あっという間に赤字家計に転落する可能性もゼロではない。
なんとか貯蓄率20%を維持できるよう、対策を練っていきたいと思います。
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