生活が破綻した場合の債務整理の方法としては、「任意整理」と「民事再生」、そして最終手段としての「自己破産」があります(特定調停という方法もありますがここでは省きます)。
できれば一生お世話になりたくない制度ですが、人生何が起こるかわかりません。稼ぐ方法・増やす方法だけではなく、万が一に備えて、最低限の知識だけでも確認しておくようにしたいものです。
制度については、基本的には弁護士や司法書士のサイトを訪問して確認することになるかと思うのですが、一覧表で比較され、ある程度の網羅性が確保されているサイトは発見できませんでした。
ある程度の説明はなされていますが、詳しいことはお気軽にご相談ください…というパターンが多いようです。相手も慈善事業ではなく商売なので仕方ないと思います。
今回は自分が調べた範囲に限りますが、一覧表にまとめてみました。
もちろん専門家ではありませんので詳細については司法書士に確認する必要はあることをお断りしておきます。制度も変わる可能性があるので、法改正にも注意が必要でしょう。
▼債務整理方法の比較
制度はこんな感じのようです。
一覧表を確認してみて、個人的に思ったこと。
◆ 税金は最強である
◆ どれも思ったほどのデメリットがない…(やさしすぎないか?)
◆ 職がないとダメ(あくまで返済計画なので)
◆ 自分だったら民事再生を選びそう。。。
総じて思ったことは、選挙権が剥奪されるわけでもなく、行政サービスが制限されるわけでもないので、基本的な人権は守られてるということです。
借入制限がかかるのも、考えようによってはメリットでしょう。違法金利を取って利益を貪る業者は論外ですが、借りたお金は返すのが当たり前、まっとうな個人や企業にとってみれば、ちょっとどうなの?って思ってしまいました。
忘れてはいけないのが、あらかじめ金利というものは、こういう貸し倒れに対応することを想定して設定されているということ。つまり泥をかぶるのは、まっとうな企業や真面目な納税者です。
破綻に至った経緯にもよりますが、正直者が馬鹿を見ない制度にしてほしいと願うばかりです。
コメント
こういうことを研究しているということは、投資した資金が償還されない場合にできる手段とかも調べているのでしょうか?
kim99さん
考えてはいますが、そうなってしまうとあまり手段はないような気がしますね。。。