新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の1つである特別定額給付金ですが、先日ようやく入金されました。
給付金の支給が決定したのは4月20日だったと思いますが、そこから3か月近くがたっていました。
後述しますが全国的な給付率はすでに90%近くになっているようです。まだ入金されている人もいるかと思いますが、私も最後列での入金だったようです。
ようやく入金された特別定額給付金
支給された金額
我が家は4人世帯です。年齢に関係なく1人あたり10万円の支給ということでしたので、入金額は40万円でした。
申請日と入金日
申請用紙が届いたのは6月20日、郵送で申請したのが6月23日、そして実際に入金されたのは7月14日でした。居住している千葉市は人口を多く抱える政令指定都市なので全国的に見ても給付の遅れが目立っていましたが、申請したあとに1か月以内に振り込まれたのが意外といえば意外でした。
なお入金の直前に役所のほうから、振込確定通知書なるものが届いていました。通知書には振込日、振込口座、振込金額が明記されていました。
特別定額給付金の使い道
使い身については、以前記事にしました。大人分20万円はそれぞれ自由に使い、子どもの分20万円については、教育資金として貯蓄します。
自分がどのように10万円を使ったのかについては、別の記事でまとめる予定です
(追記:下記参照)
全国的に給付はどこまで進んでいる?
7月10日の時点で、予算に対して87%の給付が完了しているようです。こうやってみると、我が家への入金日は7月14日だったので、全国的に見れば最後列でした。
※総務省の特別給付金特設サイトより引用
税金の扱いはどうなる
給付金は法律により非課税となります。特設サイトにもしっかりと明記されています。
仮に給付金が「一時所得」として課税対象になっていたとしても、50万円の特別控除額が設けられているので、別の所得があったり大家族でないのであれば、課税されることはありません。
2回目の給付はあるか
国民全員に10万円をばらまくだけで、財政規模は12兆円を超えました。なのでよほどのことがない限り、2回目の可能性については懐疑的に見ています。
◆ 陽性率、死亡率などの指標が急激に悪化する
◆ 失業者、自殺者、生活保護受給者が急増する
こういった悪条件が重なってくれば、対象者を失業者・高齢者・所得制限などで絞ったうえで2回目の給付を検討する可能性はあるかと思います。
今回の定額給付金の件で学んだこと
これからはオンライン申請の時代・カードを作っておいて損はない
オンライン申請の脆弱性が指摘されましたが、そうはいっても比較的早めに給付金が支給されたのはオンライン申請を行った人たちでした。
いろいろと課題はありますが、自治体の混乱ぶりを見ると、今後はオンライン申請が主流になっていくのは間違いない。
いままでなんとなくマイナンバーカードを作ることに億劫になっていましたが、私は今回を機に申し込みました(申し込み自体はスマホで簡単にできます)
同じ法律の適用でも自治体によってスピードに差が出ること
同じ法律を運用しているにもかかわらず、自治体によってスピードに差が出たことが話題になりました。
また、迅速に支給ができた場合でも「オンラインの利用率が高かった」「独自のシステムを開発して作業工数を減らした」という先進的な自治体があった一方で、「人海戦術で乗り切った」「休日返上で準備した」という自治体もあったので、単純に早い遅いだけでは評価がしづらい部分もあったように思います。
自分の住んでいる自治体がどのようなパフォーマンスを発揮したのか、あらゆる住民サービスに影響を与えるはずなので、注意深く観察することが必要なのではないでしょうか。
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