【がんの治療費用】傾向を知って正しい対策をしよう!

保険関係

本日の日経新聞の記事に、がんに罹患した場合の費用についての特集がありました。

 

 

ざっくり要約してみると、こんな感じです。

 

5年生存率は6割を超え、「がん=死」ではなくなっている
◆ がん1件当たりの診療費は約77万円(入院外の場合は6.3万円
◆ 実際の窓口負担は上記の3割であり、高額療養費制度も利用できる
◆ 診療外にかかる費用が意外とかかる
  (差額ベッド代、食事代、先進医療、診断書作成、交通費、宿泊費、日用品等)
◆ 対策の優先順位としては、公的保険(傷病手当)、貯蓄、民間保険
◆ 早期発見が重要(時間とお金の負担が減る)
 
 
罹患した部位や治療の方針、そして入院期間などにもよりますが、保険内治療であれば診療費が100万円を超えることはなさそう。
 
また、高額療養費制度を組み合わせれば費用が10万円前後で収まることも多そうです。記事では触れられていませんでしたが、勤め先によっては保険組合の付加給付によって、さらに自己負担が抑えられる可能性もあります。
 
記事の中では治療費以外の費用が意外とかかるとありましたが、具体例として紹介されている項目を眺めてみたところ、注意しなければならなそうなのは差額ベッド代と先進医療費ぐらいですね…
 
他はせいぜい数千円程度の支出であるし、そもそも入院してもしなくてもかかりそうな費用なので、貯蓄というか普段の生活費でも十分に賄えそうな気がしました。
 
ちなみに我が家の場合は、夫婦2人でがん保険に加入しています。診断時に一時金のみが出るタイプのもので他の給付金は一切なく、特約も先進医療のみとシンプルな設計にしています。まったく合理的な考え方ではありませんが、がん家系であること、保険料が気にならない程度に安かったこと、そして先進医療の選択肢を確保しておきたいと思い加入しました。
 
加入している保険商品などの詳細についてはコチラ

 

 
使える制度(健康保険、高額療養費、傷病手当、付加給付)を確認し、最低限の貯蓄をつくり、あとは個人のスタンスや健康不安に応じて(最低限の)民間保険を検討する。この3本柱を作ればとりえあずは安心だと思いますし、これ以上の対策はコスパが悪すぎて微妙というのが結論です
 
日経新聞は定期的にがん保険を話題にすることがあるので、新聞社として主張に変化がないか、チェックしていきたいと思います。

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