忘れたころに投資信託が償還されていた(ピクテ・インデックスファンドシリーズ・ブラジル株)

投資信託・ETF

何気なく証券口座のマイページを眺めていたら、買付余力(待機資金)の金額がおかしいことになっていたので、確認したところ、私が保有していた下記の投資信託が償還期限を迎えたことによるものだとわかりました。

 

もともとこのファンドは設定当初、償還期限は無制限でした。

ただし途中で運用会社の提案で約款変更があり、その際に2024年1月までの運用期限が決まりました。理由はいろいろあるのですが、ざっくりいうと人気がなかったということに尽きます。

 

確かにファンドの目論見書を確認すると償還日は2024年1月15日となっており、間違いがないことがわかります。設定日は2010年の5月なので、もともと14年の運用しか想定していないファンドです。

表面上の信託報酬は0.968%となっており、最近人気のファンドと比較すると超割高です。今の目線だと「なぜこんなものを買った」という話ですが、当時はこういったものしか新興国の特定の国にアクセスする手段はありませんでした。

その後、ニッセイ新興国株式インデックスファンドなど信託報酬が0.2%を下回る有力ファンドが登場したため数年前から積立自体を止めてしまっており、かといって売却する理由もないので、そのまま放置していました。

今回強制的に償還されてしまったわけですが、元本111,005円に対し、利益が110,328円であり、評価額はちょうど倍に。

最初から最後まで基準価格の上昇がなく値動きが冴えないファンドでしたが、基準価格が5,000円になろうとも、4,000円になろうともコツコツとつみたてたおかげで、最終的には利益率100%での償還となりました。

償還された現金については、全額を新NISA枠で再投資。ニッセイ新興国株式インデックスファンドに一括で入れたいと思います。

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