先日、厚生労働省から以下のような通知書が届きました。
この通知書の正式名称は、追加給付のお支払いに関するお知らせ(支給決定通知書)です。
内容は、雇用保険における毎月勤労統計調査の不備によって生じた支給金額との齟齬を調整するための給付についてのお知らせです。
1件当たりの金額は大したことありませんが、何しろ1000万人以上に影響が出るとのことですので、膨大な敗戦処理という感じがしますね。。。。
今回の件、私は対象外でしたが、妻は支給対象でした。簡単な話、1度も失業給付を受けたことがない人であれば、疑いようがなく対象外です。
私は何度か転職経験があるんですが、基本的に次が決まってから仕事を辞めていたので失業給付を受ける要件には当たりませんでした。
もしかしたら何らかの方法でいくらか受給できる可能性はあったかもしれませんが、当時はたいしたマネーリテラシーもなく、また次が決まっている安心感もあったので、真剣に失業保険制度を検討する必要も感じていませんでした(そもそもハローワークにも行ってない)
今回の通知ですが、基本的には大した手続きは必要なく、厚労省から届いた「お知らせ」に振込希望口座を記入して返信するだけです。
ただし、以下のような方にはうまくお知らせが届いていない可能性があるので注意。
2.住民票記載の住所と異なる場所に一時的に滞在されている
3.海外転出届を市町村に提出していることにより住民票が除票されている
4.家族が雇用保険等を受給中または受給終了後に亡くなった場合の遺族
ちなみに返信用封筒を提出してから実際に振り込まれるまでに、半年以上かかりました。かつ金額も大きいものではないので(数百円程度でした)、今回の支給決定通知書がなければ完全に気づかないところでした。
確かに国がやっていることなので間違いがあってはいけないこともわかりますが、あきらかに敗戦処理にかかる行政コストのほうが高くついているので、1000円以下の誤差についてはお得意の政治決着でチャラにしてしまうとか、そういう合理的な措置があってもいいような気もします。。。。
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