先月、2020年度における所得税の確定申告を行いました。
今年は申告書類を作成する段階で必要になる源泉徴収票の件でひと悶着あったので面倒だったのですが、無事に還付金が入金されました。
確定申告の時期は通常であれば2月中旬からですが、還付に限った申告であれば1月1日から申告することができます。
書類はパソコンで作れますし、慣れてくれば大した手間もかかりません。
時期を置いてしまうと記憶があいまいになってきたり、資料の紛失などのリスクも高まりますので、確定申告は早めにやるに限ります。一般的な会社員の方であれば、職場から源泉徴収票が発行されたと同時に行うのが最良でしょう。
年によって数日程度の差はありますが、申告書の提出から還付金の振込までに要する日数はおおよそ30日~40日程度ですね。
還付金は17,775円でした。
基本的な所得控除の申請については年末調整の段階で完了していますが、株式の売却益や配当金にかかる源泉税(所得税+住民税)の還付や、寄付金控除など、追加で申請が必要なものがある場合は、確定申告をすることで、過払い分を取り戻すことができます。
私の場合は住宅ローン控除の恩恵があるので所得税については年末調整で全額が還付されていますが、年末調整を行ってもなお税額控除の枠に余裕がある場合は、追加で還付を受けることができます(つまり配当を受け取る際に支払った所得税などは戻ってきます)
また、この確定申告をしっかりと行うことで、来年度にかかってくる住民税の圧縮にもつながりますので、やらない理由がありません。
今年はコロナ禍ということで申告期限が延長されていますが、還付される可能性がある方は忘れないうちに申告してしまいましょう!
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