2021年1月16日、オンラインイベントにおいて、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の結果発表会がありました。
通常は都内の会場を貸し切っての開催でしたが、今年はコロナの影響で早々にオンライン化が決定されていました。
さっそく、FOY2020の結果について解説します。
ランキングの詳細(eMAXIS Slimシリーズが上位独占)
以下、ランキングの詳細です(公式サイトより)。
1位~10位
Fund of the Year 2020はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)で、2位に2倍の差をつけての圧勝でした。
トップ10のうち、半数がeMAXIS Slimシリーズとなっており、ほぼ無双状態です。
他は、唯一の対抗馬となっているニッセイシリーズからニッセイ外国株式インデックスファンドが2位に食い込んでいます。このファンドも対象を取ったことがあるので、上位常連ですね(私は5票全部を投票しました)
3位のVTも同じく上位常連、ひふみ投信もこのところの株価好調もあって盛り返してきた印象です。
11位~20位
11位から20位までは以上の通りとなっています。
トップ10の商品はある程度予想がつくし、良くも悪くもあまり変わり映えがないので、個人的にはこの11位以降のファンドのほうが(自分が知らない商品があったりして)楽しみだったりします。
コストが高めでレバレッジが効いている11位や15位の商品なんかは絶対買わない商品ですが、こういうものがあるんだということで目論見書を見るだけでも勉強になります。
高配当株ファンド・ETFファンドがランクインしないのは予想外
昨年は株価が絶好調の1年でしたし、米国株や高配当株関連の特集サイトやブログが盛り上がっていたので、1つくらいは世相を反映して高配当株に投資するファンドやETFがランクインしてくるかも!?と思っていました。
候補としては、このあたり?
・SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
・iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
でも見事に1つもランクインしませんでしたね、、、レバレッジファンドよりは支持を集めると思ったんですが、完全に予想が外れました。
高配当株へ投資をすると短期的なキャッシュフローは改善しますが、税金の問題で投資効率が悪くなるので、長期的な資産の最大化を狙うのであればインデックスファンドのほうが合理的です。
ただ逆をいえば、インデックスに投資している限り、いつまでたってもキャッシュフローは改善されないので(豊かさを実感できない?)、一長一短ともいえます。
スポンサー制度はオフラインに戻ったとしても継続してほしい
オンライン化によるイベントを支援の目的で、今回は「寄付付きチケット」が販売されていました。
私は通常のチケットしか購入できませんでしたが、この試みは知名度も実績もないブログ初心者の方でも気軽に自己アピールできる貴重な機会になるので、面白い試みだと思います。
オンライン化による収益低下を補うための施策だったと考えますが、コロナが落ちついてオフラインに戻ったとしてもぜひ、続けてほしいですね。
単純にどういった方がスポンサーとして協力しているのかは興味がありますし、スポンサー料を払ってでも自分のサイトをアピールしたいというニーズは、相当あると思います。
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