【無理せず続ける】始めやすい & 挫折しない食費の節約術10選!

節約術
・食べ盛りの子どもがいるため、食費が高すぎて困っている
・食材だけに頼らない食費の節約方法を知りたい
・そもそも料理が苦手…
 
家計の節約をしようとする場合、まずは食費からと考える方も多いのではないでしょうか。
 
確かに外食ばかりしていてはお金はたまりませんから、がんばって自炊して…と考えることは間違いではありません。
 
節約マニアになると「1日1食」であったり、「プロテイン生活」という方もいます。一気に節約できそうですが、独身ならともかく所帯を持っているとそういう極端なこともできませんよね。。。
 
政府の統計(総務省統計局「家計調査~家計収支編~(2019年)」)によると、家計の平均的な食費は4人家族の場合78,898円です。
 
所得や家族の年齢にもよりますので一概には言えませんが、この統計よりも食費が上回っているのであれば、節約の余地は十分にあるはずです。
 
 
 
 

我が家は4人家族で食費は35,000円です。子どもがまだ小さいとはいえ平均の半分以下で収まっているので、健闘している方だと思います。

 

 
もっとも食事に関する興味には個人差があり、生活満足度に直結する要素です。節約できるからといって食費を抑えすぎると、ストレスがたまったり健康を損なうことにもなりかねません。
 
今回の記事では、できるだけ手軽に、そして効率的に食費を抑える方法について解説します。
 
 
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【無理せず続ける】始めやすい & 挫折しない食費の節約術10選!

できる範囲でOK!少しずつ自炊の範囲を広げてみる

食費節約の基本中の基本ですが、日々の食事は自炊に徹しましょう。

外食よりも安上がりです。

1人暮らしの場合はコスパが微妙になりますが、それでもきちんと自炊をすれば効果はでます。もちろん2人以上の世帯であれば、圧倒的に自炊派が有利です。

ただし、料理の得意不得意、料理にあてられる時間には個人差があります。なので、初めはできる範囲からでかまいません。とにかくはじめてみることが大事。

はじめからハードルを高く上げすぎると、続きません。小さく始めて、少しずつ自炊の範囲を広げていくのが理想です。あせらなくてもよし!

 

◆ お米だけは炊くようにする
◆ 休日のランチだけ自炊してみる
◆ 麺類だけは用意できるようにしておく
 
はじめはこの程度からでも全然OKです。
 
お米を炊いておかずはお総菜でもいいし、うどん、ラーメン、パスタなんかを家で用意できるようになれば、それだけでもかなりの節約です。

 

私も料理は不得意なので、最低限しかできません。妻が料理上手なので助かってます。

 

弁当持参に勝る食費の節約なし!

弁当持参は、節約家にとっての常識です。ランチを外食をしてしまうと、1000円くらい簡単に飛んでいきます。

毎日がお弁当だと味気ないという人もいるので、このへんは程度の問題です。職場の環境にも左右されるので、ストレスがかからないように自分に合ったスタイルを確立しましょう。

お弁当の中身は夕食の残りが定番だと思いますが、色合いもよく栄養のある食材を入れておけばバランスが取れるので、おススメです。

 

個人的なオススメは、ブロッコリー、ミニトマト、かぼちゃ!

 

お酒は適量を考えてその範囲で楽しもう!

お酒との付き合い方については、次の2つのどちらかを選ぶことになります。

 

1 飲まない(禁酒する)
2 適量を飲む

 

もちろん飲まない人のほうが節約の面でも、健康の面でも有利ですが、お酒が楽しみな人は適量を守って楽しむという方向でも全然OKです。

どのくらいが適量なのか?については体質の差もありますが、おおよその目安は業界団体である日本アルコール協会から、ガイドラインとして提示されています。

 

缶ビール中瓶1本(500ml)
日本酒1合(180ml)
焼酎グラス1/2杯(100ml)
ワイングラス2杯弱(200ml)
ウイスキー(ダブル60ml)

 

 

ルールを守って飲んでいれば、健康へのリスクや家計へのダメージも少ないはずです。私も適量を守って楽しんでいます。

 

健康を害さないために、できるだけ「正しい飲み方」を取り入れて実践してみてください。

 

適量を守る
休肝日をつくる(週1回~2回)
を飲みながら
◆ 飲む前に野菜を食べる(キャベツ、ブロッコリー、アスパラ)
◆ 相性の良いおつまみを食べる(サラダ、きんぴら、豆腐、おひたし、タコなど)

 

もっと詳しく、「正しい飲み方」を知りたい方は、こちらの本がおススメです。

 

 

外食はルールを決めて楽しもう!

息抜きや、人付き合いのためにも外食は必要です。外食中心の生活は困りますが、ルールを守って家計の範囲内で外食を楽しむのであれば、問題ありません。

大切なのはきちんと外食をする際のルール化を作っておくことです。

 

参考までに私の中での「外食ルール」を紹介します。

 

◆ 食費とは別に管理する(月の予算を設定する)
◆ 週1回まで
◆ ディナーよりランチ優先
◆ 自宅の近くでは外食しない
◆ 目的を持つ(会食・時短・息抜き・お祝いなど)
 
ワンコイン以下で食べられるランチを探したり、割引クーポンを駆使するのも立派な節約ですが、あまりコスパがよい方法とは言えません。
 
外食に対する考え方を決めてしまったほうが、節約の軸ができるので効果が高くなります。
 

Amazon定期便で割安品を探そう!

毎月定期的に買うもので、Amazonで購入したほうが金額的に有利なものは、迷わずAmazon定期おトク便で調達しましょう。

買い物の手間、持ち運びの手間が省けるので、効率的に節約できます。

定期おトク便の主なメリットは以下の通りです。

 

◆ 商品が通常価格の5%~10%割引(あわせ買いでさらにおトクになることも)
◆ 配送料が無料
◆ 配送スケジュールはカスタマイズが可能
Amazonプライム会員ではなくても利用可能

 

このAmazon定期おトク便ですが、プライム会員に登録しなくても送料は発生しません。

 

ただし会員になると定期おトク便以外の配送料も無料になるなど、さまざまな特典が受けられますので、Amazonユーザーであれば、会員になったほうが断然おトクです。

Amazonプライムの特典を確認する

 

 

確実にスーパーより安い!と思えるのは少ないですが、興味本位でチェックしていると「これはどう考えても安い」というものが見つかったりします。

 

我が家の場合は、Amazon定期便でミルクやビール(ノンアルコール)を買っています。

 

粉ミルク和光堂 フォローアップミルク ぐんぐん 830g×2缶 (おまけ付き)
ノンアルコール飲料オールフリー [ ノンアルコール 350ml×24本 ]
素焼きナッツ小分け3種 ミックスナッツ 1.05kg (35gx30袋)

 

なお、食品ではないですが市場価格に比べて明らかに安い!と思える商品は、乳児用のオムツと、歯磨きのあとに使う洗口液です。

おトク定期便はもちろんですが、タイムセールになると激安になるのでぜひのぞいてみて下さい。

 

 

買い物リストを作って「お金」も「時間」も節約!

スーパーに行く場合はもちろんですが、基本的にどのお店に行く場合でも事前に購入するものを決めておくほうがいいです。

理由は3つ。

 

◆ 余計なものを 買わなくてすむ
◆ 余計な時間を 使わなくてすむ
◆ 余計な判断を しなくてすむ
 

お金だけではなく、時間も節約できます。

旬な食材を目利きできる自信がある方、底値を正確に把握できている方などは別ですが、基本的にスーパーに長い時間滞在しても、誘惑が多いだけでいいことはありません。

必要なものを買って、素早く退散しましょう。

 

買い出しを調達作業と割り切ってしまえば、10分程度で済むはずです。

 

買い物の回数を減らそう!

買い物の回数が増えてしまうと、必然的にムダが多くなります。

どういう無駄かというと、上記(買い物リストを作る)で説明したメリットの逆、つまりデメリットが発生します。とくにネットではなく、外出を伴う買い物の場合は要注意!

 

◆ 余計なものを 買ってしまう
◆ 余計な時間を 使ってしまう
◆ 余計な判断が もとめられる

 

金銭的なダメージはもちろんですが、それ以上に時間の無駄。生活圏内に大型スーパーがあれば、食材の購入は週1回程度で十分なはずです。

 

買い物の回数を減らす=支出の機会を減らす です!

 

 

いつも使うスーパーの割引は徹底的に使い倒そう!

たいていの場合、いつも使うスーパーというものは決まっているはずです。1か所で済ませているという人もいるでしょうし、多くても2~3件程度という感じではないでしょうか。

毎日のセール情報に踊らされる必要はありませんが、労なく節約できる方法があるのであれば十分にサービスを使い倒せているのか確認しましょう。

 

◆ あきらかに安いその店の看板セール
提携クレジットカード(〇%オフなどの特典がある場合)
株主優待(割引券・キャッシュバックなど)
◆ アプリで手に入れられるクーポン券

 

とくに株主優待は、タイミングを選ばずつねに恩恵を受けられるようになるので、家計にとっては強力な援軍になります。

 

私の場合は、イオンマルエツが普段使いなので、両方とも株主優待を利用しています。

 

節約食材を取り入れよう!(オススメ10品目)

いわゆる節約食材というものがあります。

定義は様々ですが、以下のような特徴をあわせもつ食材と考えるとわかりやすいかと思います。

 

  1. 値段が安い
  2. 価格が安定している
  3. バリエーション(アレンジ)が多い
  4. 飽きない
  5. 年中売っている

 

単純に値段だけではなく、使いやすい!という点が重要ですね。節約食材は使い勝手がいいので、ぞんぶんに食卓で活躍させましょう!

以下、オススメの節約食材10品目を紹介します。

 

鶏むね肉低糖質高タンパク。1グラム1円以下で購入可。メイン料理にも使える。
物価の優等生。常備していれば何かと助かる。
豆腐ヘルシーなうえに、豊富なタンパク質。メインにも副菜にも使える。
きゃべつ付け合わせの王様。副菜やお味噌汁にも。生でも酒のつまみに!
もやしかさまし食材の代表。すぐダメになるので下ゆで後に冷凍保存しよう。
きのこもやしに匹敵するかさまし食材。調理しても量がほとんど減らない!
なっとうタンパク質、食物繊維など栄養の宝庫。いろいろアレンジして楽しもう。
茹で麵ゆでうどん、ゆでやきそばなど。時短にも貢献。休日のお昼に最適!
白菜さまざまな料理に使える食材。最終手段は豚肉と白菜のミルフィーユ鍋!
豚肉1グラム1円以下でも購入可。底値を把握して購入し、冷凍保存しておこう!

 

ここに紹介したもの以外では、「じゃがいも」「たまねぎ」「鶏ささみ」「ちくわ」「缶詰め(サバ缶など)」などがおススメです。

 

お米はふるさと納税で調達しよう!

主食となるお米については、ふるさと納税を利用して購入する方法がおススメです。

 

ふるさと納税を利用して自治体に寄附をした場合は、その寄附金額の一部が所得税や住民税から控除されます(確定申告もしくはワンストップ特例制度の活用が必要です)。原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

 

年収や家族構成によっても異なりますが、所得が高めの人や扶養家族が少ない人であれば、ほとんど費用をかけずにお米を手に入れることも可能です。

 

 

ふるさと納税については各自治体から様々な返礼品が用意されていますが、コスパを重視するのであればお米をはじめとした食料品(野菜・肉・魚)が断然おススメです。

 

我が家はふるさと納税でお米を調達しています。食費への貢献は計り知れません。最近は発送を小分けにしてくれる自治体も多いので、定期的に発送してもらっています。

 

 

まとめ

今回は食費の節約をテーマに、【無理せず続ける】始めやすい & 挫折しない食費の節約術10選!として解説しました。

節約術といえば食費から!といわれるくらい関心が高い分野ですが、食事は健康の基本であり、また生活の満足を決める重要な要素でもあるため、安易に削ってしまうのは禁物です。

手を出せる範囲からで大丈夫なので、少しずつ実践していきましょう。

 

  1. できる範囲でOK!少しずつ自炊の範囲を広げてみる
  2. 弁当持参に勝る食費の節約なし!
  3. お酒は適量を考えてその範囲で楽しもう!
  4. 外食はルールを決めて楽しもう!
  5. Amazon定期便で割安品を探そう!
  6. 買い物リストを作って「お金」も「時間」も節約!
  7. 買い物の回数を減らそう!
  8. いつも使うスーパーの割引は徹底的に使い倒そう!
  9. 節約食材を取り入れよう!(オススメ10品目)
  10. お米はふるさと納税で調達しよう!

 

優先度だけを考えれば、食費よりも固定費の削減が先になります。成果が出やすいものから始めるのが節約の鉄則!

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