FPへの資産運用相談(感想)

マネーリテラシー

先日、資産運用セミナーを解して紹介を受けたFPの先生に、
ものは試しということで、資産運用の相談をしてきました。

その感想を書きます。

まず、独立系FPの方でしたので、金融商品の勧誘等、営業的な
ものは一切ありませんでした。そういう意味では、良心的です。
唯一、営業的な側面があるとすれば、そのFPと顧問アドバイザー
としての契約(もちろん有料)を結ぶことで、有用な情報を提供する
というサービスを行っているとのことで、その紹介を受けました。

まず、現時点での私の運用方針と資産額についての情報を提供し、
それに対する意見を伺いました。

<考え方が近かった点>

・一般的な日本人と比べて年齢の割りにリスクを多く取っているのは正解
  (ただしこのFPさんいわく、私でも同じような比率を考えるとのこと)
・インデックスファンドを毎月積立している点については、正解
・バランスファンドを買っていないのは正解
・ネット証券で購入しているのは正解

<考え方が合わなかった点>

・利益が出た際は出口戦略が重要(定期的に利益を確定していく)

私はこの戦略に対しては、どうなのかな?と思いました。
私が基本としているバイ&ホールドや長期投資の戦略と反対の行為になるか
らです。実際、いつが売り時なのかはっきりとした回答をもらえませんでした。
つまりプロと言えでも結果論でしか分からないわけです。買い時はわからない
から毎月積立で、だけど売り時は分かるから利益を確定していく…という考え
方は、やや都合が良すぎる
のではないか?と率直に思いました。

・不動産は早いうちに取得したほうが有利

これもどうかな?と思いました。家賃は掛け捨てだからムダと言うことらしい
です…ちょっと考え方が異なるかな…金銭的というよりもリスクの固定化、
資産の固定化というデメリットが大きいと考えているので…
ただしFPさんは住宅の取得については勧めてきましたが、住宅を利用しての
投資については辞めたほうがよいという意見のようです。ですので、この方も
土地の値段が上がるとは思っていないようですね(人が減るからそりゃそうだ…)
それでも取得については、充分な頭金を用意し、間違った物件やローンを選
ばなければ、住宅ローン控除等で有利な展開が可能と言うことでした。
この辺は、私の勉強不足なだけかも知れません。

・米ドルは辞めたほうが良い

豪ドルやNZドルを勧めていました。反面ユーロは辞めたほうが良いとのこと。
私は、
外貨建て資産については資産の成長よりも保険と言う位置づけで考え
ているので、単純にシェア別(流動性の高い順)に取得するべき
だと思ってい
ます。それに衰えたといっても米国はやはり米国です。信用度でいうと段違い
です。

・金利動向などを注視し大きな流れを掴みながら、投資スタンスを変えていく

大きな流れを掴むことは可能かもしれませんが、重要なのはそれを事前に予
想することはできない
ということです。金利や株価、物価などをいくら分析して
も確実な予想は立てられません。また、立てられたとしても膨大な時間を費や
します。サラリーマン個人投資家としてそこまでは付き合えませんし、なにより
精神的に落ち着かなくなります。私の考え方は、大きな流れを掴みながらスタ
ンスを変えていくのではなく、どのような状況になろうとも基本スタンスを変え
ずに悠然と投資をしていく
ということになるかと思います。そのほうが自然で
すし、気楽ですから。

最近、30歳前後の若い方の相談が増えていると言うことです。
しっかりしているのか、よほど政府が信用されていないようです(笑)

無料で相談を受付けているFPさんも多くいます。いろいろと勉強になります
ので、ぜひ一度、自分の運用方針や資産状況について、第三者目線から
意見を伺う機会を設けてみてください。

相談する際は、以下の手順で行えば万全だと思います。

①相談相手は独立系のFPに絞る(特定の法人に所属している人はダメ)
②あらかじめ自分の運用方針と、資産状況を棚卸ししておく
③相談内容をまとめておく
④相手の意見に対して疑問を投げかけてみる
 (なぜ有利なのか?コストはどうなっているのか?他ではダメなのか?)
⑤自分の考えとFPの意見を比較して精査
 (変えない部分と修正が必要な部分を確認し、今後に活かす)

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