日経平均7万円突破で実感する長期投資の威力とリスク管理の重要性

インデックス投資

本日、日経平均株価がついに7万円を突破しました。

最近投資を始めたばかりの人にとっては、それほど驚く数字ではないのかもしれません。しかし、2008年前後から投資を続けている私にとっては、まさに隔世の感があります。

私が投資を始めた頃の日経平均は1万円を割り込んでいました。リーマンショックによって世界中の市場が混乱し、日本株に対して悲観的な見方があふれていた時代です。

あの頃から考えると、日経平均7万円という数字は本当に感慨深いものがありますが、一方で、資産が大きく増えたからこそ見えてきた課題もあります。

今回は日経平均7万円突破をきっかけに感じたことを整理してみたいと思います。

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日経平均7万円突破で改めて実感する長期投資の威力

投資を始めた当時のことを思い出すと、今の相場環境はまるで別世界です。

リーマンショック直後は株価が毎日のように下落し、テレビや新聞では悲観的なニュースばかりが流れていました。日経平均はバブル後最安値の7,000円弱まで暴落。

その後も投資環境は決して平坦ではなく、東日本大震災、ギリシャ危機、英国のブレグジット、新型コロナ、ウクライナ侵攻など、相場が大きく下落する局面は何度もありました。

暴落が起きるたびに「もう株式投資は危険だ」「今回は違う」という声が聞こえてきたものの、結局市場はその都度回復し、右肩上がり。

その間、私は例外(信託報酬を安いものに乗り換えるための売却など)を除いてほとんどファンドを売却していません。

今回の日経平均7万円突破を見て改めて感じるのは、長期投資において最も重要なのは相場を予想することではなく、市場に居続けることだということです。資産が増えたのは、テクニカルな分析をしたわけでも、特別な投資の勉強をしたわけでもなく、ただ市場にとどまっていた(放置していた)という事実でした。

 

資産が増えた今だからこそリスク管理を意識する

日経平均7万円突破はうれしいニュースですが、一方で自分のポートフォリオを確認すると少し気になることもあります。ズバリ、リスク資産の割合がかなり高くなっていること。

長年積み立ててきた投資信託が大きく成長し、結果として資産の大部分が株式などのリスク資産になっています。投資が順調だった証拠でもありますが、資産規模が大きくなってくると、毎日の変動幅が余裕でお給料分を超えていきます。

私は生活防衛資金として約2年分の生活費を確保していますので、明日に暴落が来たとしても生活費のために投資資産を売却する必要はありません。よって、現在保有している投資信託を売るつもりもありませんし、新NISAでの積立投資も継続する予定です。

ただし、これ以上リスクを積み増す必要も感じていません。

相場が好調な時ほど「もっと投資しておけばよかった」と考えがちですが、そういう時こそ冷静になるべきだと思っています。

これからは資産を増やすことだけでなく、適切なリスク管理を行いながら長く市場に居続けることを意識したいと考えています。

 

個別株投資を振り返るとやっぱりインデックスに勝てなかった

日経平均7万円突破を見て、もう一つ考えたこと。

個別株投資についてです。私はこれまで数多くの個別株に投資してきました。

大きな利益をもたらしてくれた銘柄もありますし、逆に期待外れに終わった銘柄もあります。個別株投資には配当や株主優待など、インデックス投資にはない楽しさもあります。

しかし、10年以上の運用成績を振り返ってみると、一つの結論にたどり着きます。

私の個別株投資の平均成績は、結局のところインデックス投資に勝てていません。

もちろん一部には日経平均の上昇率を上回る銘柄もありましたが、市場平均に投資していた方が良い結果だったと思います。なので、市場平均を上回ることの難しさを、自分自身の経験を通じて痛感しています。

結果論かもしれませんが、長期で資産形成を行うのであれば、余計な判断をせず市場全体に投資する方が合理的だったと感じています(個別株投資はやめませんが)

まとめ

日経平均が7万円を突破する時代が来るとは、投資を始めた頃には想像もしていませんでした。1万円割れの時代を経験しているからこそ、長期投資の威力を改めて実感しています。

その一方で、資産が増えた今は「増やすこと」と同じくらい「守ること」も重要になってきました。私は今後もインデックス投資を中心とした積立投資を継続する方針ですが、リスク資産の比率や資産配分については、これまで以上に意識していこうと思います。

日経平均7万円という歴史的な節目は、長期投資の成果を実感すると同時に、自分自身の投資方針を見直す良い機会になりました。

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