インデックス運用における「長期投資」戦略の一つに、バイ・アンド・ホールドがあります。
一度ある金融商品を買ったら、売らずにずっと持っていることを指します。日本語で言い換えれば「長期保有」です。ただ保有しているだけのシンプルな戦略なので、簡単もいいところです。
投資商品(や銘柄)を頻繁に売買することは、手数料が嵩むだけで、資産を減らすことになります。また、資産を売却する際に、利益が出れば都度課税され、マイナス要因となります。よって複利効果が働きません。
バイ・アンド・ホールド戦術の難しいところは、売却の誘惑に晒された際の感情のコントロールにあります。ただ、その誘惑さえ断ち切ることができれば、特にストレスに感じることもありません。
例外はリバランス。
このときだけは売却する必要が出てきますが、それでも余計なコストを発生させないために、本来であれば積立額の変更によるリバランスが理想となるはずなので、それで間に合う場合はできるだけ売らずに調整するのが基本です(ノーセルリバランス)
この戦術とインデックス投資の組み合わせだけで、ストレスフリーの投資が実現できます。
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