家計管理の基本は適切な支出管理に尽きるかと思いますが、その中でも重要なのが浪費をしない、無駄遣いをしないということ。あまりのケチケチでは生活に潤いがなくなりますが、メリハリをつけて意味のある支出をする、必要な物を買うという癖が大事。
1つの案としては、お金を使わない日、いわゆるNMD(ノーマネーデー)の設定があります。
その名のとおり、お金を終日一切使わずに過ごすことを指します。当然ですが現金だけではなく、電子マネー、QR決済、クレジットカードなどの使用も全面禁止。
ただし、不便やストレスを感じてしまうと本末転倒。無理なく、できる範囲で設定することが大事になるので、頻度は月1回でも十分。
貯蓄スピードを上げたい人や、ゲーム感覚でチャレンジできる人については、週1回などに頻度を上げて調整しましょう。
NMDを設定すると、「お金をつかう」場面で2つのパターンしか選択できなくなります。
・購入をあきらめる
・購入を先送りする
・購入を先送りする
また、そもそもお金を使う場面に出くわさないようにするという戦略もあります。
・お金を使う場所には近づかない(コンビニ、本屋、カフェ、他人など)
さらには、何か欲しいものがあっても代用品を用意して乗り切るという方法もあります。
・事前に代用品を用意する
無理やりまとめると、こんな感じ。
・お金を使う場所に近づかない
↓
・お金を使う場面になったとしても代用品で乗り切る
↓
・代用品がない場合は…購入をあきらめる、NMD以外の日に買う
↓
・お金を使う場面になったとしても代用品で乗り切る
↓
・代用品がない場合は…購入をあきらめる、NMD以外の日に買う
不便や不満を感じないためには、代用品の充実が鍵を握ります。また、購入を先送りした場合は後日購入することになりますが、別の日に改めて考えてみると、大して必要じゃなかったということも普通にあり得ます。
節約が苦手な方は1度NMDを試してみてはいかがでしょうか。ストレスなくこなせれるようになれば、細かい家計管理をしなくても、自然と節約力、貯蓄力がアップすること間違いなしです。
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