【逆転現象】希少価値はプラチナのほうが上なのに金のほうが高い理由

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分散投資の一環として、「金」と「プラチナ」を保有しています。あくまで脇役的な位置づけなので、田中貴金属の純金積立でコツコツと積み立てているだけですが…

両方とも「配当がない」「利息が付かない」商品であり、あくまで収益はキャピタルゲイン(価格差)で狙うほかありません。それに安くはない買い付け手数料を払っているという側面もあるので、運用の主役にはなりえません。

ただ良く言われるように、「インフレ」や「増税」には抵抗力がありますし、何より実物資産を買っているという安心感が大きいです。

商品というより資源という側面もあるので、そういう意味ではお札のように好き勝手に増やすこともできません。なので価格抵抗力はあります。

それにデフォルトリスクがないと言う点も安心感に繋がります。

 

最近疑問に思ったことを1つ。

実は、プラチナの生産量は金の10分の1くらいらしいです。ということは、プラチナの方が金よりも希少価値があり、価格も高いのが当たり前のはずですが、そうはなっていません。

なんで?

…ということをいろいろ調べてみると、以下のような理由が見つかりました。

 

◆ 金は通貨的な側面を持っている
◆ プラチナはあくまで工業資源としての位置づけが中心である
 (金は工業資源/通過の代替/アクセサリーなど多岐にわたる)
◆ 各国の中央銀行の外貨準備金として金を保有している国が多い
◆ 金は有事に強い
 
確かに希少価値はプラチナの方が高いのかもしれませんが、需要の旺盛さや流動性の高さからいうと、金に軍配が上がりそうです。
現在、金の価格がプラチナの価格を上回っているという現実があるので、プラチナにはない金の魅力が、プラチナの希少性以上に評価されているとおもいます。
 

どちらの商品とも価格の乱高下が激しいので、モニタリングは必要ですが、ポートフォリオを確認しながら、基本的には長期保有で行くつもりです。

延べ棒を拝める日は果たしてくるのでしょうか。。。

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