SBI証券で「SBIホールディングス株式会社第48回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の募集が始まります。

低金利全盛の時代にはよく半年から1年程度の短期のSBI債を購入していました(当時は今以上の人気商品でした)。
ここ数年はその短期債もなくなり購入することはありませんでしたが、久々にこの社債を購入候補に入れようかと思っています。
そこで今回は、商品の概要を確認しながら、「現時点で買うべき商品なのか」という視点で考えてみたいと思います。
競合対象は個人向け国債です。
商品の概要
今回募集される社債の主な条件は以下のとおりです。
- 発行体:SBIホールディングス株式会社
- 格付:A-(R&I・取得予定)
- 期間:5年
- 利率(仮条件):年2.2%~3.2%(税引前)
- 申込単位:10万円以上、10万円単位
- 発行価格:額面100%
- 利払:年2回
- 発行額:1,700億円
募集開始前に最終的な利率が決定されますが、現時点では2.2%から3.2%という幅が示されています。
最近は日本でも金利が上昇し、社債や個人向け国債など、債券商品に注目が集まっています。その中でもSBIホールディングスは知名度の高い企業ですから、気になっている方も多いのではないでしょうか。
率直な感想は「悪くない」
商品概要を見た第一印象は、「悪くないが飛びつく商品でもない」というものです。
格付はA-ですので、一定の信用力を持つ企業と言えます(以前の短期債の場合はBBBが中心でした)。もちろん国債のような安全性はありませんが、日本企業の社債としては比較的安心感のある水準であり、基本的にデフォルトの可能性はほぼありません。
また、購入単位が10万円からという点も個人投資家には利用しやすく、年2回利息が受け取れるため、インカムゲインを重視する方にも向いています。
そのため、ポートフォリオの一部として保有する選択肢としては十分に検討する価値がある商品だと感じました。
一方で、「募集開始と同時に申し込もう」と思えるほどの魅力があるかというと、現時点ではそうではありません。
最大の理由は、利率がまだ決まっていないからです。仮条件は2.2%から3.2%となっていますが、この1%の差は小さくありません。さらに、この商品は無担保社債です。預金保険制度の対象ではありませんし、発行体の信用リスクを負うことになります。
つまり、「どれくらいの利回りなら、リスクに見合うのか」という視点で判断する必要があります。
私が判断基準にするのは利率

現時点で私が注目しているポイントは、利率だけです。
もし最終的な利率が3%前後で決まるのであれば、個人向け国債の5年間固定の利率を上回るため、その利回りを確保できる商品として魅力はあると思います。
一方で、2%前半に落ち着くようであれば、「この程度の上乗せ利回りのために企業の信用リスクを取る必要があるのか」と考えてしまいますね。
そのため、私は利率が決定してから最終判断をする予定です。
現時点での結論
今回のSBIホールディングス社債は、決して悪い商品ではありません。しかし、「これは絶対に買うべき」と言えるほど突出した条件でもありません。
社債は株式のように値上がり益を狙う商品ではなく、信用リスクと利回りのバランスを見ながら購入を判断する商品です。
だからこそ、募集開始を急ぐのではなく、まずは最終利率を確認し、その数字に納得できるかどうかを冷静に判断したいと思っています。
私自身も購入候補として注目していますので、最終利率が発表されたら、改めて「買う」「見送る」の判断と、その理由について記事にしたいと思います。
























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