【昨年比20%増】我が家の電気代が7月に跳ね上がった理由

家計管理

8月に入って、全国各地で連日の猛暑日が続いています。

私は昔から暑いのが大の苦手なので、この時期になるとリビングのエアコンは24時間フル稼働です。リビングだけではなく寝るときの寝室も、同じくつけっぱなし。

反面、7月中は梅雨開けしなかったこともあり比較的過ごしやすかったというか気温が低かった期間が多かったように思います。

ただ、7月分の電気代が前年と比較して結構高かったんですね…

なぜ電気代が高かったのか、その原因と対策について書いてみたいと思います。

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電気代が高くなった原因⇒【消費電力が増えたことが最大の原因】

7月分の電気代は昨年比20%増

先日、7月使用分の電気代のお知らせがありました。

前月比はともかく、前年同月比で2,000円近く、率にして20%近くも上がっています。また消費電力についても上がっていました。

夏場の電気代はエアコンをつけっぱなしにしたとしてもせいぜい5,000円くらいというイメージを持っていたので、ちょっとびっくり。

特段電気の使い方で変わったところはないし、7月は気温が落ち着いていたのにこれだけ上がってしまっているということは、やっぱりステイホームの影響が出ているんでしょうかね。

いちおう昨年に第二子が誕生したので家族が1人増えているんですが、乳幼児が増えたからと言って消費電力が目に見えて増えるということもないと思います。

 

そもそもの消費電力量が増えている

下表は昨年同月の消費電力と比較したものです。棒グラフが今年の使用量、折れ線グラフが昨年の使用量になっています。

この表を見れば一目瞭然ですが、そもそも使っている電気量が増えてますね。

曜日が変わってくるので単純な比較はできないにしても、昨年比で下回っているのは3日間しかありませんし、中には倍以上の使用量になっている日もあります。

でもこれはうちだけの話なのか…というとそんなこともないようです。

次の表は、同じ世帯人数のユーザーとの比較です。棒グラフが我が家の使用量、折れ線グラフが別ユーザーの使用量になります(同じ電力サービスに登録しているユーザーの平均値です)

このグラフを見ると、我が家の使用量は他と比較して多いとはいえません。

もっとも同じ世帯人数(4人)だっとしても子どもが成人している家庭や、介護を抱えている家庭もあるはずなので、小さい子供の家庭のほうが低めに出るというのは想定できるところです。

 

料金の内訳を比較する

次に、昨年度と今年度の請求料金の内訳を比較してみました。上段が今年度、下段が昨年度のものになっています。

 

この表から、次のことがわかります。

・基本料金、発電単価、再エネ賦課金単価は上がっているが微増にとどまっている
・使用量が増えているので、単価が高い2段料金の適用範囲も増えている
・燃料費調整額はその割引率が倍以上になっている
・口座振替割引が適用外になった(カード払いに変更したため)

 

発電単価は大して変わっていないので電気料金が上がった理由にするには弱い。実際には単純に使用量が増えているので料金が上がってしまっていることがわかりました。

電力料金は3段構成になっており、使えば使うほど単価が上がる逆経済性が働く仕組みになっています。そのため、電力使用量が増えると、その使用料以上の比率で使用料金が上がってしまいます。

 

まとめ

消費電力量が増えているから電気代が上がっているのはわかりましたが、ではなぜ消費電力量が増えているのかというところを明らかにしないと、原因が判明しません。

以下、昨年と比較して考えられることをまとめてみました。

 

◆ ステイホームにより家族全員で家にいる時間が増えた  
  ※幼稚園が休園になり早めの夏休みになった  
  ※休日はほとんど外出しなかった  
  ※外出したとしても全員で外出したり遠出したりすることはなかった
◆ 昨年は実家に数日間帰省していたが、今年は帰省を取りやめた

 

家にいる時間が増えれば、電気を使う用途が増えるのは自然です。外泊を伴う遠出をすることもなく、休日もほとんど家にいましたので、使用量が増える結果になりました。

 

電気の使い方を見直そう

今回の記事のおまけとして電気代の見直し方法、コスパの高い節約方法についてまとめてみました。

 

契約会社と契約アンペアを再検討する

もっとも簡単な方法は、契約している電力会社と契約アンペアを下げること。以下の記事でも節約法の1つとして紹介しました。

 

 

もっとも、我が家の場合は2つともできません。

契約会社はマンションの管理組合が一括で契約しているため、各個人では変更が不可になっています。変更には総会での決議が必要ですが、この一括契約のおかげで大口割引が適用されているので、このままでもよいと思ってます。

アンペア数の変更についてもすでに40Aから30Aに変更しており、これ以上下げると生活満足度が劇的に下がると予想されるので、ちょっと難しいですね。

再考する余地がありそうな方は、電気料金のシミュレーションサイトなどを利用して検討してみてはいかがでしょうか。

 

電気料金のシミュレーションサイトはこちら

 

ストレスがない方法で節電を実践する

節電のテクニックは数多く紹介されていますが、大事なことは以下の3つだと思います。

 

◆ 消費電力の大きい家電で節電すること
◆ 消費電力が大きい時間帯を意識すること
◆ 無理なくストレスフリーな方法で実践すること

 

電力消費量の多い家電製品というものはある程度決まっています。

代表的なものは、エアコン、冷蔵庫、乾燥機付き洗濯機など熱を発するもの。逆に、大して消費電力が大きくないものについては、そこまで意識しなくてもよいのかなと。

コスパを考えて効率的に節電しましょう。

 

 

省エネ性が明らかに劣っている家電であれば、最新の省エネ家電に買い替えることで、中長期的には節電に貢献することができます。また照明についてはすべてLEDに変えてしまうのもアリですね。

また、どういう時間帯で電力消費量が増えているのか、参考までに知っておくのは意識づけになるので良いかと思います。因みに我が家の場合はこうなっています。

 

▼ある1日の電力使用量(昨年との比較) ※折れ線が昨年

消費のピークは朝の7時~8時と、日中(14時~16時)。朝は集中的に家事をやっている時間、日中はエアコンががんばっている時間だと予想できます。こういった時間帯の電気の使い方を意識することが、最も効率の良い節電につながるはずです。

ストレスがかかる節電は論外です。

コンセントを抜く、エアコンではなく扇風機、テレビの音量を下げる…極めたい人、好きな人であればいいですが、私はこういった節約にあまり意味があるとは思えません。

 

 

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