本日は私が実際に実践している節約技について紹介してみたいと思います。ただその前に、節約に関する考え方(ポリシー)を少しだけ説明します。
重要なの節約がストレスフリーで実現できるかどうかです。「時間がかかる」「がまんが必要」「ハードルが高い」といったネガティブな要素は少なければなりません。
辛い節約は長続きしませんからね。
この部分を勘違いしてしまうと、節約ができても生活満足度が下がってしまうという罠に陥ります。何のために節約しているのかわからなくなるという状態。
一部のストイックな方、何かしらの強烈な目的があってそれに向かって突っ走れる方であれば別ですが、普通の人にとっては単に苦しいだけです。
それではさっそく順に紹介していきます。
電力会社を変える
電力契約は自由化されたので、安い会社に乗り換えるのがベストです。比較サイト等もありますが、どこの会社に換えても、地域の占有会社よりはだいたいは安いはず。
どの会社を選んでも電力の質に差はありません。なので変えない理由は全くありません。
比較サイトなどを活用して、早急に乗り換えましょう。
契約アンペアを下げる
契約アンペアを変更すると、基本料金を下げることができます。40A契約なら30Aを、30A契約なら20A契約を検討してみましょう。
うちの場合は4人家族ですが、30Aで十分です。もともとは40Aの契約でしたが、引っ越しと同時に下げました。
4人家族なら50Aは必要、エアコンをガンガン使うなら最低でも50A必要…などとネットではいろいろと書かれていますが、あくまで目安であって実際の根拠はありません。
生活スタイル、家電の省エネ性能、住宅性能(気密性)などにも左右されるので、1度アンペアを下げて生活してみる(実践する)のが回答を得る近道です。
こちらも努力なしで固定費が下げることができますので、やらない理由がありません。
冷暖房はエアコン一択・つけっぱなしOK
エネルギー効率から考えると、冷暖房はエアコンの一択だと思います。相当な寒冷地に住んでいない限り、石油ストーブや灯油は必要ありません。
冷暖房の使用を制限すると不快指数が上がるばかりではなく、体調も崩すきっかけにもなるので、ケチるところではないです。
夏場は冷房つけっぱなしでもほとんど問題なしです。省エネ型のエアコンを使っていれば、電気代もたかが知れてます。
電球はLED
電球はLEDに変えましょう。初期投資が多少はかかりますが、その後のランニングコストが圧倒的に下がります。これも、やらない理由はない節約です。
省エネ家電で固める
エアコンや冷蔵庫など、電力を喰うものについては優先的に省エネ家電に変更しましょう。
乾電池は充電池
乾電池は充電式のものを使用するべきです。LEDと同じで初期投資がかかりますが、数十回の使用で元が取れます。子どものおもちゃに多くの電池が必要なご家庭などは必須。
災害時(停電時)の貴重な電源にもなるので、常備することをおすすめします。
新聞はやめる
とくに全国紙は完全にオワコンだと思います。費用はかかる、かさばる、そして情報の鮮度もない。若者が新聞を契約しないのも活字離れが原因なのではなく、単に合理的な行動をしているだけだと思います。
個人的に業界の専門誌やターゲットが明確な新聞(夕刊・スポーツ新聞)については一定の価値があると思っていますが、特徴のない全国紙・地方紙は存続が厳しいのではないでしょうか。
サブスクは最小限に
魅力的な定額サービスが増えていますが、果たしてそれを使いこなせているかとなると、首をひねる人も多いのではないでしょうか。
メインで利用するスーパーは徹底的に安く使う
数円、数十円の安さのために複数のスーパーを掛け持ちするのは合理性に欠けます。なので基本的に自宅近くのよさげなスーパーに通い詰め、そこの底値を探るのが一番効率的です。
我が家の場合は、株主優待券+定型クレジットカード+Tカードの提示を基本としながら、安売りの日を狙って買い物をしています。
食材の調達については、自分なりの最も効率な買い物の仕方(場所・支払い方法・タイミング)を確立することが重要です。
ウェルシアがあるならTポイント
自宅近くにドラッグストアのウェルシア薬局がある場合は大チャンスです。特定の日に買い物をすると、Tポイントが1.5倍相当で利用できます。
利用上限額なども設定されていませんので、使い勝手が抜群。なので我が家の場合、日用品はほとんどウェルシア薬局で調達しています。
会社には弁当持参
単純に節約に貢献するだけでなく、昼食を食べに行く移動時間を節約できますし、なにより健康管理に最適だと思います。
たまには気晴らしに同僚と一緒に外ランチするのも必要かと思いますが、私としては週1回で十分という感覚。日常化させる意味は感じません。
図書館は徹底利用
納税者の恩恵を感じることができる、数少ないスポットの1つが図書館です。下記の記事でも書いたように「本を読む」以外にもさまざまなメリットがあります。
もらえるものはもらう(お返しはしっかりと)
他人から譲ってもらえるものは、譲ってもらいましょう。自分が思っているよりも、処分に困っている人や、他人が喜んでくれればうれしい!と考えている人は多いです。
とくに子育て用品はチャンスあり。我が家の第二子は、まったくといっていいほど衣類にお金がかかっていません(すべてもらいもの)。衣類に限らず、おもちゃやベビーカー、バウンサーなど、いろいろなものを周りの方に譲っていただきました。
譲っていただける方には、半返し程度でのお返しがベターだと思います。お菓子セットやギフトカードなどで感謝の意を伝えましょう。
幼児教育は最低限で十分(月1000円)
私自身、学習は本人の意思と興味の先にあるものであって、強制するものではないという考えを強く持っています。自主性がなければ、絶対に伸びません。
我が家の場合は格安通信教材とネットの学習プリント、併せてコスト1000円(月)で賄っています。多少の得手不得手はありますが、本人は楽しくこなしているようです。
課題にクリアできたら、どんどん先に進んでもらっています。繰り返して定着させることも重要でしょうが、とにかく飽きさせたら終わりだと思っているので、好きなようにやらせています。
格安SIMを使う
大手キャリアは高い。これは否定できません。
いくら料金プランを変えたり、使い方を工夫しても、元々の収益構造が変化しないかぎりは搾取され続けます。とっとと、格安スマホに乗り換えましょう。
わたしも格安スマホに乗り換えて5年以上利用していると思いますが、デメリットらしいデメリットはないです。
自家用車はいらない
車が生活の必需品であるという地域を除けば、持つ必要のないものの筆頭格。金食い虫と揶揄されるように、車検・ガソリン・税金・駐車場代とあらゆる出費が襲い掛かってきます。
カーシェアやレンタカーを使う、日常的にタクシーを使いこなす、こちらのほうが合理的です。
キャッシュレス生活
キャッシュレス化の浸透によって、現金で買い物をすることのメリットがほぼなくなりました。
また追い打ちをかけるように昨今のコロナ禍です。国内ではなかなかキャッシュレス決済の利用率が伸びませんでしたが、皮肉にもコロナ禍が利用率を押し上げる結果となっています。
私も完全にキャッシュレス決済になっていて、現金を利用することはほとんどなくなりました。最後にATMにいったのはいつ????という感じです。
「現金払いしか対応していないお店もある」
という意見も稀に聞きますが、世の中の変化に対応できないお店・サービスは淘汰されていく運命にあるように思います。
何より私が、現金でしか決済ができないお店 に近寄らなくなりました。同じような方が増えるに従い、売り上げが落ちてしまうのは必然です。
嗜好品・趣味は厳選して楽しむ(全部がまんするのも味気ない)
お酒、たばこ、ゲーム、ゴルフ、もしくはギャンブルなど、世の中には健康を害したり、お金や時間がとられる趣味・嗜好品というものがいくつも存在しています。
これらをすべて我慢することが節約生活の近道です・・・・が、果たしてそういった禁欲生活もしくは仙人生活をどれだけの人ができるでしょうか。
こういった類の出費は、項目を厳選して、それについての支出は許容するべきです。そうすればお金を使っていることに納得感が生まれますし、その対象に対してより愛着も沸くでしょう。
ただ緩めすぎると節約効果激減なので、選ぶにしても1つか2つにしておくのが無難です。
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